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◆ モロッコのタジン料理

昨年モロッコを旅したときのごはんの話。

そいえば、先日こんなサイトをみつけました。
http://allabout.co.jp/travel/gourmettravel/closeup/CU20090108A/

以外に料理がおいしい国のベスト5。
イタリアやフランス、トルコといった定番国ではないけれど、日本人にとってはおいしいものがいっぱい! の国が5カ国出ています。
5位から順番に、フィンランド・ペルー・モロッコ・アルゼンチン・ポルトガル。

へー!

意外という気もするけど、なんだか納得です。どこも、素材の味がきっちり生きてる料理方法をする国。日本人にとっては、手間をかけて複雑な味に仕立てる料理より、素朴な素材をあっさり仕立てる料理が口に合うのだと思います。

んなことで、この3位にも入ってるモロッコの料理のお話。

とはいっても、モロッコ郷土料理っておいしいんだけど、バリエーションがあまりないのですわ。メインはタジン鍋といわれる独特の形のお鍋で蒸し焼きにされたお肉やお野菜。そして、世界一小さなパスタといわれるクスクス。
あとはモロッコサラダやハリラスープといった定番の付け合せ(これはたぶん、日本で言うところのお味噌汁と漬物という位置にあると思われる)。

おいしいんだけど、町中どこを歩いてもこんな料理しかないから
そのうち飽きます。
飽きるけど、ほかに何もないので、仕方なく同じようなものを繰り返し食べる。
この「繰り返し食べる」作業をしても、胃がもたれたり、見るのもいやになったりしないというあたりが、モロッコ料理が偉いゆえんだと思います。
(2,3回も食べたら見るのもいやになってしまう料理って結構あるもんです>世界には)。

ということで、まずは定番のタジン料理。これがタジン鍋。とんがり帽子のような蓋が特徴です。どうしても欲しくて抱えて帰ってきましたが、狭い日本のキッチンでは収納場所が確保できないのが難。
でも、この独特の形で、水分が少なくても材料を蒸し煮にできる便利なお鍋です。
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このタジン鍋で出されるタジン料理は、味付けはとってもシンプルであっさり。モロッコ独特のスパイスは多く使われていますが、まったく辛くもなく、くせもあまりありません。
油もあまり使わずに、野菜と肉から出る水分で作られる蒸し料理は、あっさりいくらでも食べられてしまいます。

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これはチキンのタジン。ほろほろにやわらかくて、一人でぺろりと平らげてしまいます。

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こちらはマトンのタジン。山盛りのお野菜がお肉の上に乗っています。じゃがいも、にんじん、ズッキーニ、トマト、そしてプラム。お肉がこってりしていても、おおぶりの蒸し野菜が緩和して意外とあっさりいただけます。マトンとプラムってのがうまいんだなあ。

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一番日本人にあってて、こりゃあ朝ごはんなんかにもいいねえと思ったのが、こちらの卵とミートボールのタジン。肉の塊だと蒸し煮にするのに時間がかかるため、帰国後レシピをあれこれさがしても、多くが「圧力鍋で調理してからタジン鍋に移して供する」みたいなのばっかりだったのですが(笑)、卵とほうれんそうとか、卵とミートボールという組み合わせなら、気軽に日本でもタジン鍋の調理が楽しめそうです。

とはいえ、なんだかまだまだまねしてやってみる、って気になれずに
帰国後に家でモロッコ料理に挑戦したこと、ありません>笑
タジン鍋のハードルは、意外と高いです。がんばらなくちゃ。。。。。。

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タジンの料理は、モロッコの人にとっても、自慢の郷土料理です。観光地のレストランで、ああだこうだといいながらタジン料理を頼むと、こんな風に得意げに蓋を開けて、うれしそうに微笑んでくれます。

あ、ちょっと待って。写真撮るからね! とカメラを出したら
この笑顔をキープしたまま、ポーズとってくれました。
「ほらほら、料理のほうも写真とっておいたほうがいいよ。こっちのオムレツの写真はいいの?」なんて、うれしそうに会話に加わってきました。

水がない砂漠で、野菜と肉のうまみを逃さずに調理をしようと考えて生まれた、暮らしの知恵タジン鍋。

今年の目標は、このタジンを使ったお料理をひとつ、モノにすることでしょうか。
とりあえず、先日アップした「シリコンのタジン鍋」を使っての蒸し料理に、まずは挑戦してみようかなあ、って思ってます!
モロッコ料理。シンプルだけど、奥深い料理です。

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コメント

へえ、へえ、このトンガリのフタが蒸し煮料理に威力を発揮するのかしら!?たしかに仕舞う場所に苦慮しそうだけど、蒸し料理ってうまみが凝縮されてて、おいしそうだなあ!クスクスと添えて食べたらおいしいだろうねえ・・・うっとり・・日本人にとって、おいしい国で、ペルーとポルトガルはほーんとにおいしい!アルゼンチンは、あんまり同意できないけど。フィンランドとモロッコ!食いしん坊には制覇したい国です。モロッコ料理、ぜひぜひトライして、日本人向けにアレンジして、いっぱい教えてください!

あ、りょうちゃん! さっそく新しいブログのほうにコメントありがとうね。

そそ、このとんがり帽子がミソらしいです。上記がとんがり帽子の上まで立ち昇り、斜面を伝ってまた鍋に戻ってくる。同様の構造の蓋だけも売られているようで、これは平松洋子さんが絶賛されていました。これも今、探してるところー。

モロッコ料理は、身近なようでいて実は、これまでの人生でほとんど関わったことがない食べ物だという気がします。気長に頑張ります。

こんにちわ!

新しいブログもすっきりキレイですね。

モロッコ旅行なんてうらやましい。
そして、チキンがおいしそう。

私もモロッコ料理大丈夫そうだなあ。

身体にも優しそうですね!
是非、極めてください!

>KEEさん
コメントありがとう!! こちらでもどうぞよろしくお願いしますねー!

モロッコ料理、たいていの日本人は好きだと思います! 東京でもモロッコ料理のお店って結構あるみたいだけど、ただ高いんですよねー。タジン料理とか、500円とか1000円ぐらいで食べられるから、おいしいなあって幸せになるのであって、これに2000円も3000円も取られたら、ちょっと気持は揺らぎます。

高級料理っていう類のものじゃないんだもん。笑。
おうちで上手に作れるといいなあって思ってます。頑張ります!

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