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◆ ウィンナシュニッツエルとミラノ風カツレツは違うのか

‥という究極の疑問。同じでしょ、これ。あれ、でもちょい違うんじゃな。何が違うんだろ、と考えた末、そか、パン粉が違うのかも、、、、、と思い当たる。

ちょうど昨日、ザッハートルテの話を書いたら、お友達がオーストリアに行くというので思いだした、旅先での一皿。

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ウィンナシュニッツェル。

あれこれ探して行ったのは、老舗と言われているこちらのお店。

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フィグル・ミューラー

混むと聞いていたのですが、ほんと、昼前から入れ替わり立ち替わり、地元の人たちでいっぱい。ちょっとわかりにくい路地の中にありました。

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お皿からはみ出しそうなのが売り。
この日はすっかり、吹雪でしたなああ。
外はきんきんに寒いけど、よおく冷やした白ワインで頂く。

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猛暑の終わった今見ると、なんだか別世界の写真であるな。


さて、こんなウィンナシュニッツエル。
どう考えてもミラノ風カツレツとなんら変わりはないじゃないかっ! と思い調べてみたら、元祖はミラノのほうでした。

戦争でイタリアに繰り出したオーストリア軍がその土地でミラノ風カツレツに出会い、これがおいしかったのでウィーンに持ち込んだのだそうです。
おお、戦争の産物であったか。


でも、ミラノで食べたカツレツとは、やっぱり何かが違う。
ひとつは、ウィーンのシュニッツェルはレモン汁だけで頂くという点。えっと、青山にあるオーストリア料理のカフェ・ラントマンでいただいたシュニッツエルには、ブルーベリージャムがついてきましたが、本来はレモン汁のみ。
ミラノに行くと、トマトソースがかかっていたりしますね。これは大きい。
たしかミラノで撮った、ミラノ風カツレツの写真もあったはずなんだけど、これは「紙焼き」と言われる時代の産物であったので、もうどっかいっちゃった>笑 隔世の感あり。でも、たぶん15年前ぐらいのことなんだけどね。すごいね。

あと、やっぱりパン粉が違うのだと思います。
ミラノのカツレツのほうが、パン粉が荒く、イタリアのパンを使ったパン粉。シュニッツェルに使われているのは、センメル・ブレーセルというパン粉だそうな。カイザー・センメルというパンを微細に砕いたもので、細かさが違うかなー、と。

おいしいな、と持ち帰っても、作る材料はお国のものになる。そこから、味の違いも生まれて来るってことなんでしょねー。
日本のカレーライスや、ハヤシライスも、そんな風に持ち帰られて作られたもの。料理っておもしろい。

この手の料理、なんだか手が込んだごちそうのように見えるけど、結局は普通に食べたら小さく収まってしまう牛肉を、叩いて叩いて薄くのばして大きくして、そこに衣をつけてでっかくしてかさを増して食べようっていう、究極の節約料理なわけで。

私は、このウィンナ・シュニッツエルと、フランス料理の コルドン・ブルー ってのは、日本で言えば「素敵な奥さん」とかに出てくる節約料理部門の、最高峰であると思ってます、はい>笑

コルドン・ブルーは前に書いたことあったなー。
ここかな。

http://plaza.rakuten.co.jp/chugakueigo/diary/200706180000/

節約料理ばんざい。


ちなみに、ウィーンでいただいたお料理の中で私が一番好きだったのはこれでした。


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何度もいただいたよ、オニオンスープ。
じゃがいもと小麦粉で作ったおだんごが入ってるの。

スープって、お国によってはどろーっとしたり、しょっぱくなりがちなところ、オーストリア料理のスープはどれもあっさりしていて日本人ごのみ。
胃腸が疲れてしまいがちな旅先でこの手のものに遭遇すると、ほんとほっとするねー。

あまりにうまかったから、専用のコンソメキューブも買ってきた。
先日のなんちゃってシュクルートに使った、コンソメのジュレってのは、このオーストリアのオニオンスープ作る専用のもんです。


うまかったな。
ああ、おなか空いてきた。。。。。


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